自転車日本縦断の旅  喜びも悲しみもペダルにあり...

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旅人「じゅん」が自転車で日本縦断をした時の記録を中心に日記や旅の情報をお伝えします。

【自転車日本縦断の旅】8月24日 竜飛岬 5

自転車日本縦断 34日目

出発地:道の駅こどまり(N41°08′45″E140°19′12″)
経由地:竜飛岬    (N41°15′32″E140°20′33″)
到着地:津軽今別駅  (N41°08′46″E140°30′56″)



走行時間:3h58m
走行距離:53.29km
平均速度:13.4km/h
積算距離:2610.87km

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朝、昨日会ったチャリダーを見送り自分も出発する。
今日は竜飛岬を廻り三厩の少し南で泊まる予定だ。

距離はしれてるが坂が多くきつい区間だ。

出発して30分ほどで右手に滝が見えた。
この先の登りに備えて休憩をとる。
間もなく九州の阿蘇に匹敵するような急な登りにさしかかった。
看板によると頂上まで約7キロ、時に10%を越える区間も現れる。
ほとんど自転車を押すこと1時間半、頂上の展望台に到着。

少し先に竜飛岬、遠くに北海道を望み、素晴らしい。

今日は岬に建つ風力発電の風車も動かないほど穏やかである。
ここは『風の岬、竜飛』と呼ばれるほど年中強い風が吹くらしいので珍しい。

ここから先は一転して急な下り、カーブも少なくあっという間に岬に到着!
思っていたより人が多いが、風景は何か淋しげで情緒がある。
石川さゆりの『津軽海峡冬景色』を聞きながらたそがれる。

話によると夕方来ると店も閉まり、人も殆ど来なく
この曲を聞いていると、泣けてくるほど淋しいみたいだ。

近くに青函トンネルの基地の跡があり今は寂れて静かだが、
当時の大勢の作業員で賑やかだった時期を想像できる。



岬の上から下の集落まで国道は続くが、日本で唯一の階段国道。
自転車は無理なので別の道から下に降り歩いて登る。



再び竜飛で景色を堪能し階段を降りる。
十分に竜飛を満喫し泊まる場所を探して南下する。

津軽線の終着駅三厩駅へ行ってみるが、思ったより大きく、
夜中車両を留置して、運転士も近くに泊まるようなのでやめる。

もう少し先に「道の駅いまべつ」と
「津軽線、津軽二股駅」、「津軽海峡線、津軽今別駅」
が並んでいる場所がある。
面白そうだから見に行ってみよう。

いかにもローカル線といった感じの津軽二股駅と
新幹線のような立派な線路にホームだけ付けたような
津軽今別駅が繋がっている。
それでもなぜか別の駅名を名乗っている...。



そしてホームに小さいがしっかりした待ち合い室のある津軽今別駅に泊まることにした。
この設備で一日2本しか列車は止まらない
少し不思議な場所だ...。


昨日の晩も結構冷えたが、今日はさらに寒い。
しっかりとした作りの待合室で窓を閉めれば暖かいが、
間もなく北海道、これからが心配だ。


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